日通ＮＥＣロジスティクス株式会社（本社：川崎市中原区、代表取締役執行役員社長： 日下 清文）は中国・上海の浦東自由貿易区にて、ルネサスエレクトロニクス株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長ＣＥＯ：呉 文精、以下ルネサス社）向け「半導体ディストリビューションセンター（以下、上海半導体ＤＣ）」の開所式を開催しました。
式は、上海半導体DCが今年1月15日に本格稼働してから半年が経過したことを受け、浦東空港税関・浦東自由貿易区管理委員会をはじめ、ルネサス社、弊社など関係者約５０名出席のもと執り行われました。
ルネサス社は中国において、産業用や高品質車載向けのマイクロコンピュータなどを生産しています。これら製品は昨年まで、日本の半導体ＤＣに集荷し、ワールドワイドの顧客に供給してきました。しかし、今後の自動車産業向け半導体の需要変動にフレキシブルに対応するため、サプライチェーン見直しの一環として、上海半導体ＤＣを設置しました。その中で弊社は、ルネサス社の中国国内工場からの国内輸送とＤＣ業務を担い、ルネサス社の物流リードタイムの大幅な短縮につなげていきます。
上海半導体ＤＣは、倉庫面積9,098平方メートルの規模を誇り、弊社の上海法人であるNippon express NEC Logistics (Shanghai) Ltd. ,のスタッフ約130名を常駐させ業務を行っております。
弊社では今後も、これまで培ってきた半導体電子部品における高品質の倉庫オペレーション、輸送サービスなどを日通グループが持つグローバルネットワークと共創を図りながら、グローバルに展開していきます。
（開所式の様子）
以上
日通NECロジスティクス株式会社