写真:振動試験機
気候変動への取り組みとなるCO2排出量削減への対応として、トラックや航空以外の輸送モードに関心が集まり、鉄道による貨物輸送が注目されています。物流業界では、トラックドライバーの高齢化や、2024年度から適用される時間外労働の罰則付き上限規制などにより、深刻なドライバー不足が懸念されていますので、車両1編成の輸送力がトラックより高い鉄道貨物輸送は、ドライバー不足解決を図る手段として期待されています。
当社では、貨物の鉄道輸送を検討される企業様向けに、鉄道貨物輸送の振動再現試験サービスを開始しました。鉄道輸送における製品損傷の検証のほか、過剰な包装をしていないかを確認することが可能な為、包装材削減といった環境負荷低減にも繋がります。
【本サービスの概要】
・JIS Z 0232:2020に準拠した振動再現試験を提供します。
・データロガーにより実際の輸送波形を取得、そのデータを振動試験機にダイレクトに入力することにより、実際に発生する振動・衝撃を再現することが可能です。
・実際の輸送経路の試験スケジュールを組むことにより、最適な輸送評価試験を提供します。
・また、JIS E 4031:2013を拠り所にした加速試験(レベルアップ-試験時間短縮)を行う事により、評価の効率化を行う事ができます。
【日通NECロジスティクス 評価試験サービスURL】
https://www.nittsu-necl.co.jp/solution/packaging/#EvaluationTest
【その他の包装関連サービス】
・当社では評価試験サービスのほか、“包装・梱包ソリューション”として包装・梱包にかかわるコンサルや資材の設計、試作、供給までを一元的に実施し、包装・梱包の最適化と高品質な物流を提供しています。
本サービスに関する問い合わせ先 |
当社は、環境との調和を最高経営課題の一つとして、人と環境に優しいロジスティクス・サービスの追求をとおして、資源循環型で低炭素な社会の実現と環境保全に努めてまいります。
以上
日通NECロジスティクス株式会社