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物流用語集

GLOSSARY

物流用語集

「R」からはじまる用語解説

RCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership)協定

地域的な包括的経済連携協定。本協定は、地域の貿易・投資の促進及びサプライチェーンの効率化に向けて、市場アクセスを改善し、発展段階や制度の異なる多様な国々の間で知的財産、電子商取引等の幅広い分野のルールを整備するもの。 参加国は、ASEAN10ヶ国、日本、中国、韓国、豪州及びニュージーランドの15ヶ国。
出典:外務省ウェブサイト(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/fta/j-eacepia/)

REACH規則 (Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals)

化学物質に対する総合的な登録、評価、認可、制限を行う制度(2007年発効)のこと。
EU域内で、化学品を製造、輸入する際、欧州化学品庁への物質の登録、評価を製造業者、輸入業者に義務付けている。
さらに、発がん性を有する等の健康、環境に影響を与える懸念のある物質(高懸念物質:SVHC)に関しては、認可、禁止などの制限を設けている。

Ready for Carriage

航空会社が貨物を受託して、対象貨物がそのまま発送できる状態にすること。航空貨物代理店業務の重要な機能。
具体的には以下の6つの要件がある。
(1) 貨物運送状の発行
(2) 必要書類の具備
(3) 梱包に荷受人の住所・氏名記載
(4) 輸送に耐え得る梱包となっている
(5) AWBラベル・特殊貨物ラベルの貼付
(6) 危険品目申告書

Reefer Container

冷凍・冷蔵貨物の輸送を対象とした、内部を一定温度に保つ冷凍・冷蔵ユニットが内臓されたコンテナのこと。通常の長さは、20ft(約6m)と40ft(約12m)の2種類。

RFID (Radio Frequency Identification)

小型化が進んだタグに情報を書き込み、接触することなく情報を読み取ることが可能な装置のこと。
ICタグ(情報を記録するチップと無線通信用アンテナを組み合わせた通信装置)や無線ICタグ、無線タグはRFIDと同じものを指す。
Suica、EdyカードなどはRFIDを使用した技術となる。

RoHS2/改正RoHS指令

電気・電子機器における特定有害物質の使用制限に関するEUの指令のこと。
RoHS2/改正RoHS指令は2003年2月に発効した最初の指令を改正したものとなる。最初の指令で電気・電子製品に使用することを原則禁止されていた6物質に加え4物質が追加され、規制される物質は合計10物質となった。RoHSはRestriction of Hazardous Substancesの略。

RORO船 (Roll-on Roll-off ship)

本船荷役の際に、本船に備え付けられたクレーンや陸上の輸送機器を使用せず、貨物を積んだトラックやシャーシ(荷台)ごと輸送する船舶のこと。
発地では、トレーラーが乗船し、貨物を積んだシャーシを切り離して船側に載せ、トレーラーヘッド(トラクタ)のみが下船する。着地では、トレーラーヘッドのみ乗船し、シャーシを連結して下船し、陸送する。
別のタイプで、LOLO船がある。呼び方は、LOLO船はロロ船、RORO船はローロー船と呼ぶ。