包装技術 T.S
2016年入社
社員インタビュー
INTERVIEW
製品に関わる
あらゆる評価試験を実施
私が所属する部門では、お客様の製品を倉庫に保管する際や、輸送時に保護する役割を担う段ボールなどの包装材の設計から試作・評価試験・供給までを行っています。私はその中で評価試験の業務を担当しています。依頼を受けたお客様の包装資材が規格（JIS*）や品質上問題ないかのダメージ（落下・振動・圧縮）試験を行い、お客様にとって満足いただける最適な包装資材を提案する業務を行っています。また、お客様からは新製品ならびに事故で壊れた製品の原因究明のために製品自体の評価依頼を受けるケースもあり、製品に関わるあらゆる評価試験を行っています。
*JIS（Japanese Industrial Standards）日本産業規格。
難しさとやりがい
評価試験は、求められる規格がものによって違うので、依頼品ごとにお客様と確認をとりながら試験をしています。その中で、今まで経験したことがない試験内容を依頼されたときは、難しさと同時にやりがいも感じますね。また、ピーク時には試験依頼が重なり、試験を含め全体スケジュールのリードタイム管理が大変になってきますが、グループで連絡を密に取り、遅れがないよう対応しています。
国内に5社しかない
ISTA認定試験場
当社の特徴として、包装設計から試作・評価試験・供給まで一貫して行っているため、トータルリードタイムの短縮が可能です。また、私が働く包装試験センターは、国内で5社しかないISTA(国際安全輸送協会)の認定試験所です。この国際規格に準拠した試験設備を活用し、信頼性の高い評価試験を行うことができます。特に最近では、海外に製品を輸出している医療関係のお客様から依頼を受けるケースが増えていますが、今までのノウハウを活かした高レベルのサービスを提供できるので、自分自身のスキルアップに繋がっていると感じています。また、当社は独自の輸送ネットワークを持っていますが、それぞれのルートの道路状況に応じ試験機を活用した再現試験を行っており、より安全・安心にお客様の製品を届ける為の設計・評価ができるのも特徴ですね。