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物流用語集

GLOSSARY

物流用語集

「と」からはじまる用語解説

統一伝票

小売業・卸売業の納入用伝票のこと。
各業種向けに最適化されたものがあり、百貨店A伝票、スーパーマーケット用B伝票等がある。

到着即時輸入許可制度

通関情報処理システム(NACCS)を使用し予備審査制を利用した貨物のうち、税関検査を要しない貨物について、貨物の到着が確認され次第、ただちに輸入許可を受けることができる制度のこと。
輸入貨物の場合、輸入申告が行えるのは、原則として貨物が保税地域に搬入された後、とされているが、保税地域への搬入等に時間がかかり、輸入申告に長時間を要することがある。そこで、同制度が1996年に、航空貨物を対象に導入され、2003年には海上コンテナ貨物も対象となった。

登坂能力

荷物の積載時、及び荷物を積載していない時に車輌が登坂することの出来るこう配の最大値のこと。

道路交通法

道路における危険を防止し、交通の安全と円滑を図り、道路の交通に起因する障害を防止することを目的として制定された法律のこと。

道路法

道路網の整備を図る為、道路に関する基本事項を定めた法律のこと。

特殊貨物輸送

一般的に、道路法・道路交通法による制限を超える貨物の輸送。事前に関係各所への許可申請が必要となる。

 


日通NECロジスティクス『特殊貨物輸送』のご紹介
https://www.nittsu-necl.co.jp/solution/sales/#SpecialCargo

特定輸出者制度

セキュリティー管理とコンプライアンスの体制が整備された者としてあらかじめいずれかの税関長の承認を受けた輸出者(特定輸出者)が、保税地域等に貨物を搬入することなく輸出申告を行い、輸出の許可を受けることや輸出入申告官署の自由化を利用した輸出申告が可能となる制度のこと。
特定輸出者となれば、輸出貨物がどこにあっても(自社の工場や倉庫、港や空港への移動中でも)輸出の許可を受けることができるようになる。また、税関による審査・検査において輸出者のセキュリティー管理とコンプライアンスが反映されることから、輸出貨物の迅速かつ円滑な船積み(搭載)が可能となるほか、貨物の蔵置場所に関わらず、いずれの税関長に対しても輸出申告(輸出入申告官署の自由化を利用した申告)が可能となり、リードタイム及び物流コストの削減等が図られる。
出典:税関ホームページ(https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/extsukan/5601_jr.htm)を加工して作成

特定信書便

「信書便」とは、特定の受取人にあてた文書配達事業のこと。「一般信書便事業」と「特定信書便事業」があり、いずれも総務大臣の許可が必要となる。
特定信書便事業には、次の3つがある。
(1) 長さ、幅、厚さの合計が73cmを超えるか、もしくは重量が4kgを超える信書便物を送達するサービス。
(2) 信書便物が差し出されたときから3時間以内に送達するサービス。
(3) 料金が800円を超える信書便を送達するサービス。

特別積み合わせ貨物運送事業

複数の荷主の貨物を混載し、全国規模のネットワークのトラックで運ぶこと。
異なる地域間の起点及び終点に積卸施設を持ち、必要な仕分けを行い、定期的に幹線輸送を行う。
一般貨物自動車運送事業の特殊な形態として特別積み合わせ貨物運送事業として位置づけられる。

ドッグシェルター

温度管理が必要な倉庫や工場などで使用される密閉型の入出荷口の装置のこと。
トラックと入出荷口を密着させクッション性に優れたドッグシェルターで隙間を埋めることにより、冷蔵、冷凍品、食品、医薬品、電子精密機器などの倉庫や工場における室内空調の保冷や保温、風雨やほこり等の進入を防ぐことが出来る。

ドックレベラー

プラットフォームとトラックの荷台の高さに差がある場合に、フォークリフト等の荷役機器がスムーズに進入できるように、プラットフォームに設けたスロープを形成する橋渡し盤のこと。

ドライカーゴ

液体貨物などの非乾貨物以外の通常貨物のこと。
一般貨物や固体のばら積み貨物を指し、梱包有無は関係しない。

ドライコンテナ

常温で輸送される最も普及しているコンテナで、通常の長さは、20ft(約6m)と40ft(約12m)の2種類。

ドライブスルー輸送

大型ビルでの館内物流の効率化を図るために行われる輸送方法のこと。
大型ビルの地下に荷捌き場を設け、個々のドライバーが降ろした荷物を専門のスタッフがまとめて納品する。

トラッククレーン

クレーンを装備したトラックで、通称「ユニック車」などと言われる。

トラックステーション

公益社団法人全日本トラック協会の計画に基づき設置された、営業用トラックドライバーを対象とした休憩施設と運行情報センターが一体となった道路施設のこと。

トラックターミナル

路線トラックが地域間輸送を行うための合理化拠点施設のこと。荷物の積替えや方面別の仕分けが行われる。
運送事業者が自社のみで使用する専用ターミナルと複数の運送事業者が共同で使用する一般ターミナルがある。

トラックベイ

道路沿いや歩道の一部に切り込みを入れた、トラックが短時間駐車可能なスペース(ベイ)のこと。
そのスペースで、トラックのドライバーが荷物の積込みや積卸をしたり、集配や配達作業を行える。

トラックヤード

トラックが駐停車し、荷物の積卸しが出来るよう設けられたスペースのこと。

トランクルーム

倉庫業法により国土交通大臣の登録を受けた倉庫事業者が、消費者の家財・美術品等を、一定期間預かり保管管理を行うための施設、業務体制が優良である旨の認定を受けた倉庫のこと。
出典:国土交通省ウェブサイト(https://wwwtb.mlit.go.jp/kobe/trunkroom/01trunk_room.html)

トランジット貨物

中継地の空港に到着した航空機に積まれたままか、もしくは他の航空機に積み替えられ、取り卸ろしを行われないで引き続き仕向地へ輸送される貨物のこと。
トランシップの場合、港湾での船から船への積み替えに対し、トランジットは飛行機で行われることを指す。
中継地では、通関を受けず保税のまま第三国に積み出されるため、他の航空会社に引き渡す貨物をトランスファーカーゴと呼ぶ航空会社もある。

トランシップ

積荷港から積卸港まで貨物が輸送される途中に、港で別の船に積み替えること。
積み替えられた貨物はトランシップ貨物と呼ばれる。

トランパー

特定の航路を定めずに、貨物の有無によって不定期に航行する船。 出典:宇部港湾・空港整備事務所ホームページ(https://www.pa.cgr.mlit.go.jp/ube/minato-glossary.html) 

トリプルウォール(トライウォール)

中芯3枚を4枚のライナーで交互に貼付した3段構造の段ボールのこと。
複々両面段ボールとも呼ばれる。

トリプルマスト

フォークリフトアタッチメントのこと。
マスト部分が3段に伸び、標準マストでは不可能な高績みや高所での積み降ろし作業が容易に行える。
天井まで高績みできるので、限られた集積スペースを有効に使う事が可能。

トレーサビリティ

商品の生産地表、原材料、流通経路など生産から消費までICタグなどをつけて、その履歴を追跡すること。商品の安全管理手法の一つ。

ドレ―ジ輸送

海外からコンテナで輸送されてきた貨物を港でデバンニングすることなく、直接目的地へ陸送すること。

トレード・オフ

イギリス経済学者のフィリップス氏が提唱した物価と失業率の関係のこと。
失業率を低く抑えると物価上昇率は抑えられず、物価上昇を抑えようとすると失業率は高くなるという二律背反的な関係がなりたつことを指す。

トン

質量の単位のこと。
以下のような種類がある。
(1) 1メトリックトン=1000kg
(2) 1ロングトン=2240lbs=1016.1kg(英トン)
(3) 1ショートトン=2000lbs=907kg(米トン)

トンキロ

貨物の輸送量を表す単位のこと。
輸送する貨物の重量(トン)に輸送距離(キロメートル)を乗じた数。

ドーリー

小型の重量物を移送するために、手押しハンドルが付いていない台車のこと。主にトレー等を運搬する。
他に、フルトレーラーのターンテーブルが装着された台車や、空港内で使用されるコンテナパレットを運搬する台車の事もいう。