メルマガ登録
資料請求
お問い合わせ

物流用語集

GLOSSARY

物流用語集

「さ」からはじまる用語解説

容積で測定した貨物の大きさのこと。
1尺(0.30303m)の立法(0.027826m3)の貨物容積を「1才」という。
尺貫法が廃止された現在でも、海運、倉庫業界を中心として日常的に使用されている。
(参考)
容積トン:1トン=40立方才(1.113m3)、40立方ft(1.133m3)
重量・体積換算:「トラック」1m3=280kg
重量・体積換算:「航空」1m3=166.7kg(1kg=6000cm3)

在庫

企業の商品が倉庫などにあること。またはその商品のこと。
また、会計用語で原材料や仕掛品、製品などが企業に保有されていること。またはそれらの財貨。

在庫回転率

在庫が一定期間の期首から期末(月や年単位)の間で何回転したかを示す指標のこと。
商品に絞っての指標の場合は、商品回転率と呼ぶこともある。
在庫 回転率(回)=出庫金額(年間の売り上げ)÷在庫金額(棚卸資産)
※在庫金額=(期首在庫+期末在庫)÷2

在庫型センター

物流センター内に在庫を持ち、各店からの発注に応じてピッキングし出荷すること。

最小旋回半径(フォーク作業)

パレットを保管棚に収納する場合に、フォークリフトが通路を直進し保管場所の前で90°旋回したときに車体の最外部が描く軌跡の半径のこと。

最小直角通路幅

フォークリフトが所要荷重の荷物を積載し、直角の通路を曲がることのできる通路幅のこと。

最大荷重

棚や重機などが積載や荷役ができる許容荷重の最大値のこと。

最大積載量

機器の仕様により指定されている積載可能な最大重量のこと。

最適配車システム

コンピューターにより効率的な配送ルートを計算する車両運行支援システムのこと。
デジタルマップを利用して必要な配送先の位置、配送条件等を入力すれば、コンピューターにより計算されマップ上に配送経路、配送順が表示される。
従来は、配車係が自らの経験により配送ルートを決めていたが必ずしも効率的ではなく、顧客ニーズの厳しい現状にも対応するため開発された。

サイドシフト

フォークリストアタッチメントのこと。
バックレストごとにフォークが左右にシフトするため、目標位置が多少ずれてもシフト操作だけで正確なフォーク差し込み位置へのセット、決められた場所への積み付けが可能となる。

サイドシフトフォーク

フォークリフトの差し込む2本の爪が左右にスライドすることが出来るアタッチメントのこと。

先入れ後出し

取り出し口から物品を入庫し、最後に入庫したものから出庫する方式のこと。
一般には使われていない。

先入れ先出し

先に入庫したものから出庫していくこと。
保管経過時間の多いものから出庫するため、長期滞留による商品劣化を防ぐ。⇒FIFOともいう。

作業時間分析

対象とする作業を適当な要素作業に分けて、ストップウォッチなどで時間を測定し、作業時間を検討・分析する方法のこと。
作業時間を分析するとともに、作業を行うにあたり必要な標準時間を算出する。

サプライチェーン

原料の段階から製品やサービスが消費者の手に届くまでの全プロセスの繋がりのこと。個々の企業の役割分担は考慮しない。

サプライヤー

物品を供給する人・企業、または原料を輸出する業者や国をのこと。

サレンダードB/L

荷送人が船積地で本船に貨物を積み込むと、運送人がB/Lを発行するが、発行されたB/Lを運送人に返却することを、元地回収(運送人は、B/L原本の代わりにSurrenderd等と記載されたB/Lのコピーを、荷送人に渡す。)といい、荷受人は、仕向け地でB/L原本を運送人に提示することなく貨物が引きとることができる。B/L原本の未着や紛失などの危険を防ぐため、主に日本、韓国、中国等のアジアの近距離航路で利用されているが、L/C決済では、B/L原本が必要となるため、この方法は使用することができない。

産業廃棄物

廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、次に掲げる廃棄物のこと。
 1)事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物
 2)輸入された廃棄物
産業廃棄物は排出事業者に処理責任がある。
法的に取り扱いが異なるため、廃棄にあたっては、市町村等の一般廃棄物用の処理施設での処理・処分することはできない。
処理・処分に当っては、産業廃棄物を処理・処分できる許可を受けた産業廃棄物処理事業者へ処理・処分の委託をしなければならない。

三国間輸送

自国と他国間の貨物輸送ではなく、他国間相互の貨物輸送を自国のフォワーダーや航空会社、船会社が行うこと。
発荷主から着荷主まで通関手続きを含めて一貫輸送する場合が多い。

サーチャージ

運賃の割増課徴金のこと。
定期航路の運賃はタリフで定められており、2~3ヶ月前に予告しなければ変更できない。それに突発的な事情で発生した費用について、割増課徴金が発生する。
主なサーチャージの種類には以下がある。
(1) カレンシーサーチャージ(currency surcharge)、あるいは通貨変動割増料(CAF)
(2) コンジェスチョンサーチャージ(congestion surcharge)
(3) バンカーサーチャージ(bunker surcharge) あるいは燃料割増料 (BAF)

サードパーティロジスティクス

最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築を荷主企業から包括的に受託し、荷主企業に代わってサプライチェーン全体の最適化を実施すること。